さて,本業の話になってしまいますが,来年1月の国際会議に投稿していたPosition Paperの査読結果が届きました.結果はAccept.自信はありましたけどね.

今回はPosition Paperということで,先攻研究の調査が少しおろそかだったこともあって,そこを指摘された.こんな感じ↓↓

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Even though the manuscript addresses an important problem, the proposed solution is not novel as it has already been presented in a number of published studies. Some examples of such studies are : 1.   (省略),2009. 2. (省略),2007. Therefore, the particular manuscript does not fulfill the requirements for a position paper.

訳すと,

「この原稿は重要な問題を主張しているが,提案手法は公表されている多くの研究ですでに述べられており新規のものではない.従来研究のいくつかを例示する: 1. (省略) 2. (省略). それゆえ,この原稿はPosition paperの要件を満たしていない.」

というコメント.きつー(笑).この指摘は素直に認めて,なんとか自分の独自性を主張しないとマズいなぁと思った.んで,査読者が例示した論文を早速ダウンロードして読んだところ・・・・



ん??



私の論文と似てるけど同じじゃないですよ.動機や背景はほぼ同じだけど,分析対象のデータが違うんだから,違った知見が得られるのは当たり前.査読者がきちんと読んでないだけだ.こんな査読結果に凹んでいたらキリがない(笑).

ま,でも,類似研究があるというのが分かったので良かった.比較対象があった方が論文としての信頼性が増すから.


さらに今回ちょっと嬉しかったのは,査読項目の1つに

「英語の修正が必要か?」

というのがあるんだけど,2人の査読者が共に「No」と答えていたこと.以前の私だったら,査読コメントの冒頭で

「英語が酷いのでネイティブに見てもらって修正すべきだ」

と言われたんだけどね.英作文力について,(少なくとも論文に関しては)よくなったということ.Camera-Ready の提出が10日後なので,査読者の例示した論文を引用して改めて違いを明確に主張すれば今回はOKですね.


ポルトガルのリスボンに行ってきます.