予備実験として,今扱ってるデータに対してサポートベクタマシン(SVM)を用いてパターン識別してみたが,結構うまくいった。まだ深く検証していないので何とも言えないが,おそらくその内容で纏められそうだ。扱った手法はプレーンなSVMではなく,一部を改良したもの(オリジナルは別の人が画像系の研究で考え出した手法)。他人のアイデアを拝借した訳だが,扱ったデータは私のオリジナルだから,応用研究としての独創性はある。

当初,発表する学会として,学生時代の先輩が参加したことのある ICONIP (International Conference on Neural Information Processing) がいいかなと思ったけど,ここの学会は,神経生理学,認知科学,数理科学的な基礎研究が好まれるようなので(発表者に茂木健一郎さんの名前も見かけた),応用研究主体のワタシにとってはチト敷居が高い。それに,2012年のICONIPはドーハで開催されるようだけど,ここって観光するところがほとんどないらしい(まぁ観光目当てじゃないけど,自分へのご褒美も必要だからね)。それに基礎研究や理論研究のプロパー達に囲まれて袋だたきに遭うのは嫌だ。ワタシだって「ドーハの悲劇」は経験したくない。

そこで,いろいろ検索して調べてみたところ,結構よさそうな学会を発見した。 それは,ニューラルネットの応用をテーマとする EANN 2012 (The 13th International Conference on Engineering Applications of Neural Networks)。権威ある国際神経回路学会(International Neural Network Society; INNS)が後援しているようだし,予稿集はSpringerからLNCSシリーズで出版されるようだ。さらに昨年度は Springer のジャーナルであるNeural Computing & Applications (インパクトファクタ0.5前後)でも特集号が組まれた。

毎年欧州で開催されているようなので,日本での知名度はさほどでもないが,それなりのレベルの学会のようだ(採択率は50%程度)。ワタシの今の研究テーマを考えると,狙い目かもしれない。挑戦してみるか。さらに来年の開催地はロンドン。直行便の便数が多いので行きやすいし,割引チケットだって結構見つかる。本気で頑張ろう。締め切りは来年の3/31なので,まだ余裕はある。その間にWC2012と英文ジャーナルのフルペーパーの方を片付ける。フルペーパーの方は採録決定まで行けたらうれしいが,年末年始を挟んでいるので,ちょっと難しいかな。

そして,シャーロックホームズゆかりの地を訪ねてみたい。「バスカビル家の犬」の舞台となったダートムアなんていいなぁ(どうしても観光に目が...)。